「Line 無料電話 着信音 変更」と検索して上位に挙がってくるのは、 music.jp 着信音ツール 着うた®・着メロ・着信音設定 Lineミュージック のいずれかを用いる方法ですが、いずれも、Lineと別のアプリを「設定+同時起動」する必要があります。これでは、無駄な手間とアプリのバックグラウンド起動を許すことになり、メモリ・バッテリーを無駄遣いしかねません。さらに後者の方法は、無料期間を過ぎれば有料です。 Line単体で実現するのが理想です。 そのために、中身をいじってしまいましょう。すなわち、 「apkファイル展開→音源差し替え→コンパイル,署名」 で、音源を直接置き換えることにします。 実験課程をまとめますが、今回使用したのは line lite ですのでご注意ください。 (以前までは line 7.15.1 を使っていたのですが、現時点でなぜか再現できていません。個人の力量無さが原因でしょう。コンパイル中にエラーが出てしまいます。line 9.1.1 でも同じでした) ※以下では自分の都合のいいように、ファイル名・パスワードを設定していますので、別の名前やパスワードが良いというこだわりのある方は、その部分につき以下の記述を読み替えてください。 用意するもの Line lite 2.5.1 apktool を使える環境 keytool を使える環境 apksigner を使える環境 記述が長くなるので、2回に分けます。 Line 単体で(別アプリ無しで) 無料電話着信音 オリジナル音源以外への変更手順 コンパイル (Line lite 編) その2
前回の続きです。
他製品との比較
比較対象となるのは、umidigi a3 pro 及びその無印バージョンでしょうか。アマゾン公式ショップの価格は、順に約1万円、約8000円でした。
4pdaによると、少なくともA3無印は project treble に対応しており、カスタムファームウェアも作成されています。ですので、長く愛用できる製品でしょう。
比較対象足りうる所以は、いずれの製品もドコモLTEプラチナバンドに対応しているところにあります。逆に言えばそれ以外にありません。強いてほかに挙げるならば、ベゼルがスリムで流行りの形であること、amazon.co.jpに公式ショップがあること、の2つでしょうか。前者についていえば、代わりに全体的に長くなってしまいコンパクトさが弱いこと、後者についていえば、だからと言って迅速かつ安心なサポートや配達が期待できるとは限らないこと、をどう考えるかが問題になり得ますが(アマゾンレビューによれば、公式ショップといっても、日本には現物を置いていないようです。とはいえ、少なくとも、aliexpressやgearbest, geekbuyingで購入するよりは、すぐに手元に届くのではないでしょうか。勿論、シッピング・メソッドにもよりますが)。
A3無印、A3 pro のいずれのチップセットも28nmプロセスルールのmtk製エントリーですから、この点はle 2に分があります。バッテリー容量も大まか同じですが、同じプロセスルールですので、le 2 の方が電池の持ちに期待できます。
antutu性能はle 2の半分以下です。
A3と比べた場合、rom、ramともにle 2の勝ちです。そのため、le 2購入に向いている人は、個人的にですが、
「ドコモLTEプラチナバンド非対応で、ストレージが拡張できない」けれども、
「ramがプラス1GB、romがプラス16GB、antutu性能が倍」であることに2000円以上の価値を見出す人、でしょうか。
A3 proと比べた場合、rom、ramはle 2 と同じです。le 2購入に向いている人は、同様の視点から、
「ドコモLTEプラチナバンド非対応で、ストレージが拡張できない」けれども、
「antutu性能が倍」であることに価値を見出す人、でしょうか。
個人的には
ドコモLTEプラチナバンドに対応せずとも、経験上、大都市部での通信に困ることはまずありません。また、私はゲームをしませんし、画像・動画等はクラウドにバックアップしてしまいますから、ストレージ拡張に魅力を感じません。また、32GBあれば、Nandroid Backup やTitaniumBackup でのバックアップを利用するうえで困りません。
私であれば、A3 pro は考えず、A3無印とle 2 を検討するでしょう。
そして、仮に、サブ端末が無いにも関わらずメイン端末を失った場合のように、スマートフォンを即時に購入すべき差し迫った事情がある場合や、そうでなくとも、地方や山付近に滞在する予定がある場合、A3を選ぶでしょう。そういった特別事情がない限り、le 2を選びます。
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